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片手で隙間時間に手軽に読める、韓国発の縦読みデジタルコミック「ウェブトゥーン(Webtoon)」が、日本でもコミックアプリなどで人気を博している。Netflix製作の『梨泰院クラス』『Sweet Home ー俺と世界の絶望ー』をはじめ、ドラマ原作としても世界で注目されるウェブトゥーン。その特徴や市場規模などについて紹介する。

韓国発、スマホ最適化されたコミックは翻訳で海外にも進出

ウェブトゥーンとは、縦スクロール型でフルカラー、スマートフォンでの閲覧に適したスタイルのデジタルコミックの総称だ。

2000年前後、韓国の漫画家たちが自身の作品をウェブサイトで掲載することから始まったウェブトゥーンは、当初は紙で出版されているコミックと同様、1ページまたは1見開き単位でページを閲覧できる形式だった。

2003年ごろからカカオやネイバーなど、韓国大手IT企業が、ポータルサイトでウェブトゥーンサービスを開始。ブラウザによるウェブページの先読み(プリロード)機能が強化されてからは、縦にスクロールして連続した長いコマを読み込む、現在のウェブトゥーンに見られるレイアウトが採用されるようになっていった。

そして2010年代以降はスマートフォンの普及により、片手で読める縦読みスタイルのウェブトゥーンは、コミックの新形態として定着。同時に、ウェブブラウザ上からスマホアプリなどの新たなプラットフォームへと掲載の場を移しつつある。