
日本の経済にインパクトを与える可能性を秘めた、アントレプレナーシップ(起業家精神)をもった挑戦者たちを表彰する「SIGNAL AWARD 2022」。
2月9日から3月21日にかけて、エントリー企業の募集をしたところ、編集部の想像を超えるほど多くの企業がエントリーしてくれた。最終的にはスタートアップを中心に、120社以上からの募集があった。
その募集をもとに、編集部が革新性、成長性、持続性、市場規模とシェアの観点から一次審査を実施。最終審査に進む20社が決定したので、お伝えする。
一次審査を通過した、企業は以下の20社だ。掲載は五十順。
アスエネ

複雑化していたCO2排出量算出業務を手軽に行えるようにする、CO2排出量見える化・削減クラウドサービス「アスゼロ」を提供している。
ウゴク

ビジネス・キャリア・人間関係などの悩みを抱える人に、専門のトレーニングを受けたプロコーチを紹介するパーソナル・コーチングサービス「mento」を提供している。
Cashi Cake

米ロサンゼルスを拠点に和菓子D2C「MISAKY.TOKYO」を筆頭に、海藻を中心としたフードテック事業を展開している。
カラダノート

”家族”を軸に、宅配水事業「KARADANOTE WATER」、家計相談サービス「かぞくの保険」といった家族サポート事業のほか、データベース利活用によるマッチング支援「かぞくアシスタント」、住宅領域に特化したマッチングプラットフォーム「かぞくのおうち」といったデータベースマーケティング事業を展開している。
TBM

プラスチックや紙の代替となる、石灰石を原料にした素材「LIMEX」、再生材料を50%以上含む素材「CirculeX」の生産を手がけている。
ナナメウエ

同じ興味や関心ごとを同年代の友人と話せるアプリ「Yay!」、AIと人力を組み合わせたデータマネジメントプラットフォーム「DataWow」を提供している。
New Innovations

アプリから注文すると、指定時間に淹れたてのコーヒーをロッカー経由で受け取ることができる無人AIカフェロボット「root C」を提供している。
Hakali

「感情を見える化して、自分をもっと理解する」をコンセプトにした、心のセルフケア・アプリ「Awarefy」を提供している。
Beatrust

人材情報を可視化して協業・共創を活性化し、多様化したチームのための新しい検索プラットフォーム「Beatrust」を展開している。
ヒューマンライフコード

国産かつ備蓄可能な臍帯(へその緒)から細胞医薬品の製造を手がける。
BEARTAIL
ペーパーレス経費精算システム「RECEIPT POST」や請求書オンライン受領・処理サービス「INVOICE POST」などを提供している。
ペイトナー

フリーランス向け、報酬即日払いサービス「ペイトナー ファクタリング」、クラウド請求書処理お任せサービス「ペイトナー 請求書」を提供している。
PETOKOTO
D2Cドッグフード「PETOKOTO FOODS」、ペットライフメディア「PETOKOTO」や保護犬猫マッチングサービス「OMUSUBI」を提供している。
matsuri technologies

オンラインで完結する短期賃貸プラットフォーム「Sumyca」、民泊特化型PMS SaaS「m2m Systems」、タブレットで本人確認、無人でチェックインが可能なKYC SaaS「m2m Check-in」などを提供している。
YOUTRUST

信頼でつながる日本のキャリアSNS「YOUTRUST」を提供している。
Laspy

オフィスやマンションなどの集合住宅に防災備蓄庫を設置する、または都市部のデッドスペースや遊休スペースなどを活用した、サブスク型の防災備蓄共同保有プラットフォーム「あんしんストック」を展開している。
Luup

電動アシスト自転車のシェアリングサービスのほか、2021年4月から実証実験という立て付けのもと、電動キックボードのシェアリングサービスを展開している。
LayerX

請求書受取ソフト「バクラク請求書」、クラウドワークフローシステム「バクラク申請」、改正電帳法に完全対応した「バクラク電子帳簿保存」を提供している。そのほか、アセットマネジメントを扱う合弁会社「三井物産デジタル・アセットマネジメント」の運営もおこなっている。
令和トラベル

渡航サポートサービス「海外渡航らくらくパック」と旅行相談、予約サービス「トラベルコンシェルジュ」を提供しているほか、海外旅行予約アプリ「NEWT」の開発も行っている。
ロジクラ

入荷から在庫管理、受注オーダーの自動取り込みから出荷といった物流オペレーションを一括管理できるクラウド在庫管理ソフト「ロジクラ」を提供している。
最終審査に関しては、審査員を務めるグロービス・キャピタル・パートナーズ ジェネラルパートナーの高宮慎一氏、シニフィアン共同代表の朝倉祐介氏、マクアケ共同創業者・取締役の坊垣佳奈氏、早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄氏が革新性・成長性・持続性・市場規模とシェアの4項目で採点を行い、最も優れた企業を決定する。
はたしてグランプリに輝く企業は一体どこか。「SIGNAL AWARD 2022」の最終審査の結果は、4月26日に開催されるイベントで発表する予定だ。当日はライブでの授賞式に加えて、編集部が注目する起業家、クリエイターなどが登壇するセッション(事前収録)も開催される。キーノートセッションにはメルカリ代表取締役CEOの山田進太郎氏が登壇する予定だ。各セッションの詳細については明日以降、順次公開していく。