Photo: venimo / gettyimages
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先日、米Google CEOのスンダー・ピチャイ氏が来日し「日本に1000億円を投資する」ことを発表。また、10月11日は米SpaceXが日本で衛星インターネットサービス「Starlink」の提供を開始するなど、海外企業の日本での動向に関するニュースが目立っている。その一方、今週の国内スタートアップ業界にはどのような動きがあったのか。

10/8〜10/14の「スタートアップ最新動向-Weekly SIGNAL」では、スタートアップの資金調達やベンチャーキャピタル(VC)の新ファンド組成、完全栄養食のベースフードの新規上場承認など、注目すべきニュースをまとめた。

今週のスタートアップニュース

Flamers、1億円の資金調達を実施

メタバース空間で恋人を探したり、恋人とデートをしたりできるVRアプリケーション「Memoria」を展開するFlamersは10月11日、ANRI、basepartners、HIKKY CEO・ファウンダーの舟越靖氏、ミクシィ取締役・ファウンダーの笠原健治氏を引受先とした第三者割当増資により、シードラウンドで1億円の資金調達を実施したことを発表した。

ナッジ、シリーズAラウンドで追加の資金調達

スマホ連動型のクレジットカード「Nudge(ナッジ)」を展開するナッジは10月12日、One Capitalをリード投資家とし、新規投資家のKDDI Open Innovation Fund、伊藤忠商事、住商ベンチャー・パートナーズ、三菱商事、三菱UFJイノベーション・パートナーズ、博報堂DYベンチャーズなどを引受先とした第三者割当増資により、シリーズAラウンドで追加の資金調達を実施したことを発表した。今回の調達により、同社のシリーズAラウンドの資金調達額は23.5億円となった。

プレイド、アジトの発行済み株式の約67%を取得しグループ会社化

CX(カスタマー・エクスペリエンス)プラットフォーム「KARTE」を展開するプレイドは10月12日、マーケティングデータを可視化・分析できるプラットフォーム「Databeat」を展開するアジトの発行済み株式の約67%を取得し、グループ会社化することを発表した。買収金額は非公表。