Photo: Irina_Strelnikova / gettyimages
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一気に冬の寒さとなった今週(12/3〜12/9)も、スタートアップによる資金調達の発表が続いた。今回の「スタートアップ最新動向-Weekly SIGNAL」では、その中から注目すべきものをピックアップしてお届けする。

今週のスタートアップニュース

SIMPLEX QUANTUM、総額5.5億円の資金調達を実施

心不全検知AIを開発するSIMPLEX QUANTUMは12月5日、伊藤忠商事、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ運営のテクノロジーベンチャーズ5号投資事業有限責任組合、シンプレクス・ホールディングスを引受先とした第三者割当増資により、シリーズAラウンドで総額5.5億円の資金調達を実施したことを発表した。

Co-Growth、総額約7000万円の資金調達を実施

営業人材育成のDX支援クラウドサービス「リフレクトル」を提供するCo-Growthは12月6日、Adlib Tech Ventures、人材派遣やBPO事業展開のデルタを引受先とした第三者割当増資により、プレシリーズAラウンドで総額約7000万円の資金調達を実施したことを発表した。

Kotozna、総額約3.2億円の資金調達を実施

多言語対応の宿泊事業者向け情報発信ツール「Kotozna In-room」などを開発のKotoznaは12月6日、JTB、ふくおかフィナンシャルグループ子会社のFFGベンチャービジネスパートナーズ、大分ベンチャーキャピタル運営の大分VCサクセス6号投資事業有限責任組合、北海道ベンチャーキャピタル、佐銀キャピタル&コンサルティング運営の佐銀ベンチャーキャピタル投資事業有限責任組合第五号などを引受先とした第三者割当増資により、総額約3.2億円の資金調達を実施したことを発表した。

アシオット、総額約1.8億円の資金調達を実施

電気・ガス・水道などのメーターを自動検針可能にするAIoTサービス「A Smart」開発のアシオットは12月7日、UB Venturesを引受先とした第三者割当増資により、プレシリーズAラウンドで総額約1.8億円の資金調達を実施したことを発表した。

ソレクティブ、総額約3.1億円の資金調達を実施

審査制のフリーランス向けマッチングプラットフォーム「Sollective」運営のソレクティブは12月7日、KUSABIをリード投資家として千葉道場ファンド、ココナラスキルパートナーズ、Kepple DX Fund、90s、個人投資家などを引受先とした第三者割当増資により、プレシリーズAラウンドで総額約3.1億円の資金調達を実施したことを発表した。

Natee、総額約4.2億円の資金調達を実施

TikTokマーケティング支援のNateeは12月7日、既存投資家のXTech Ventures、キュービックベンチャーズ、新規投資先としてベネッセホールディングス、リヴァンプ、静岡キャピタル、GMO NIKKO、個人投資家などを引受先とした第三者割当増資および金融機関からの借入により、シリーズBラウンドで総額約4.2億円の資金調達を実施したことを発表した。

Kiva、総額約4.5億円の資金調達を実施

EC事業者向けに延長保証サービス「proteger」を提供するKivaは12月7日、SBIインベストメントをリード投資家として、ココナラスキルパートナーズ、SMBCベンチャーキャピタル、Arbor Ventures、メディアジーン、ALL STAR SAAS FUND、New Commerce Ventures、Plug and Play Japanなどを引受先とした第三者割当増資により、シリーズAラウンドで総額約4.5億円の資金調達を実施したことを発表した。

NearMe、総額約7億円の資金調達を実施

相乗りシェアサービス「nearMe」シリーズを展開するNearMeは12月8日、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ、DBJキャピタル、三井住友海上キャピタル、イノベーション・エンジン、ベクトルなどを引受先とした第三者割当増資により、シリーズBラウンドのファーストクローズで総額約7億円の資金調達を実施したことを発表した。