
インフレ、円安などマクロ環境が大きく変化した2022年。物価高の影響によって、生活環境にも変化が生じる中、「買って良かった」と思える商品とは。今回、DIAMOND SIGNAL編集部では起業家たちにアンケートを実施。彼らに2022年に買ってよかったと思う「今年のベストバイ」を聞いた。
時代の先を読み、世の中に新しい価値を生み出してきた起業家たちがオススメするアイテムとは何か。掲載は起業家氏名の五十音順。
赤川隼一 / ミラティブ代表取締役
・真空管フォノイコライザー
リモートワークと出社のハイブリッド勤務が当たり前になってくる中、オーディオ環境の向上はQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を跳ね上げてくれました。スマートスピーカー「Eufy Genie」につなぐことで、AirPlay・真空管フォノイコライザー・レコードプレイヤーでかさばらずにデジタル・アナログの両対応で幸福感を味わえるのでオススメです。
及川厚博 / M&Aクラウド代表取締役CEO
・Anker 733 Power Bank(GaNPrime PowerCore 65W)
「ICCサミット」や「B Dash Camp」など招待制のスタートアップ向けカンファレンスへの参加をはじめ、今年はコロナ禍が少しずつ落ち着いてきた中で、出張の機会が増えました。Anker 733 Power Bankは、1台でPC充電器とモバイルバッテリーを兼ねており、USBポートもType Cを2口とType Aを備えています。移動時の所持品を減らせるうえ、PCとスマートフォンを同時に充電できるため、時間も効率化できるのでオススメです。
五島淳 / SHE取締役COO・CMO
・コクヨのメモ帳
・「THE MATCH 2022」のPPVチケット
普段から創発系の作業をする際は紙とペンを使って仕事に取り組むことが多いですが、サッカーワールドカップで活躍した日本代表の森保監督にあやかり、ゲン担ぎでメモ帳をコクヨに変えてみました。
また、「THE MATCH 2022」で実現した那須川天心選手と武尊選手という世紀の対決を、ABEMAのPPVチケットを購入することで最新のテクノロジー付きで見られたのは感動しました。スマホの視点切り替えで見られる「300万シートアングル」は、リアルなリング横席を体感できて、ほとんどよく見えない感じが逆に楽しかったです。
佐藤詳悟 / FIREBUG代表取締役CEO
「それがあるから、行動が変わり、体型などが変わる」という電化製品ってあまりない気がしています。実際、自分はApple Watchがあることで運動をし始め、10kg痩せました。しかも、Apple Watch UltraはメールやLINEも返信できるので、休日はスマホを持ち歩かなくなりました。もっと簡易にコミュニケーションができるアップデートがあったら、いよいよスマホを手放すかもしれません。
篠塚孝哉 / 令和トラベル代表取締役社長
今までiPhoneを使っていましたが、ふとGoogle Pixel を使うようにしてみました。デジタルツールとの互換性や、AIカメラの精度などは全く異次元のレベルで、品質の高さに衝撃を覚えました。
ジョン・セーヒョン / oVice代表取締役CEO
「THE MODEL」などの書籍を出張中に読みたいと思っていたのですが、ページ数が多くてかさばるため、単行本だと持ち運びが難しいと感じていたんです。2022年は国内外への出張機会が多かったのですが、Kindleがあることで移動が多い中でも単行本の大きさや重さから解放され、外出先でも読みたい本を読むことができました。
中井友紀子 / ARCH代表取締役CEO
・私自身が採卵をし、体外受精で受精卵を凍結したこと
働くことも家族計画も両立させられるので、未来に向けたベストバイだったと思います。
福島弦 / Sanu代表取締役CEO
自らが創業したサービスで恐縮なのですが、自分自身もいちユーザーとして使用しています。「自然の中のもう1つの家」をサブスクで提供するサービスで、ホテルとは似て非なる価値があることが、実際に泊まってみると分かります。日本中の自然、世界中の自然が、自分にとっての第2の家、セカンドホームになっていくと良いなと思います。
福島良典 / LayerX代表取締役CEO
お家の料理にあと一品足したいときや子どものご飯を作るのに、なくてはならないアイテムとなりました。家庭に貢献したいけど料理の腕には自信がない、という世のお父さんたちは騙されたと思って買ってみてください。
古川健介 / アル代表取締役
自分はデスク周りがまったく整理できない人だったのですが、PREDUCTSの机は、モジュール化されており、ものすごくスッキリしました。昇降も可能なので、腰にもいい感じです。本当に買って良かったです。
堀井翔太 / スマートバンク代表取締役
ポケモンカードやウマ娘を手掛けるイラストレーターの「さいとうなおき氏」のNFTプロジェクト作品です。所有による満足度がベストバイだったかというと難しいのですが、購入する過程にダッチオークション形式を取り入れており、推しを探して選ぶ、人気のイラストはどんどん売れていく、購入後も二次流通で販売できる、自慢するための作品を展示できるリアルイベントがあるなど、購入体験や所有後の体験が面白かったです。
吉兼周優 / Azit代表取締役CEO
子どもがバウンサー大好きで助かっています。