• 新しい世界の、「挑戦者」にフォーカスする
  • みんなで考える、みんなで作る
  • 読者が次の一歩を踏み出す「シグナル」になる

みなさん、こんにちは。DIAMOND SIGNAL(ダイヤモンド・シグナル)です。

創刊からすこし時間が過ってしまいましたが、今週からは平日毎日記事を更新していく予定です。ここであらためて、このメディアの自己紹介をさせて下さい。

DIAMOND SIGNALは2020年7月に創刊した新しいメディアです。オンラインメディア「ダイヤモンド・オンライン」でスタートアップ・テクノロジー領域を担当してきた編集チームをベースに、さまざまなメディアで活躍してきた記者やライター、編集者が集まって、コンテンツを作っています。スタートアップに関するニュースはもちろんですが、既存産業における新しい取り組み、テクノロジーが生み出す新しい文化などについてもカバーしていく予定です。

テクノロジーとビジネス両方の知見を持つ書き手と、ビジネス誌での新しい表現を模索するカメラマンや動画ディレクター、デザイナーとがタッグを組み、1つ1つの記事を丁寧に作っていきます。記事の本数やページビューなど、メディアとして追わなければいけない指標はありますが、そんな指標だけを優先するのではなく、読者の皆さんのビジネスや生活を変えるきっかけになるような価値をお届けしていきます。

創刊1本目の記事として、ユニコーン企業となった米スタートアップ NotionのCEO・Ivan Zhao氏のインタビューを掲載しました。ビジネスの話から、彼の思想や哲学に触れられる内容になっていると思います。是非ご一読頂ければ幸いです。

新しい世界の、「挑戦者」にフォーカスする

ゲームやSNSなど、これまで「スマホの中」で完結していたテクノロジー産業は、物流、インフラ、対面でのコミュニケーションなど「スマホの外」、つまりリアルなビジネスや生活の場にまでしみ出すようになりました。コロナ禍の影響もあって大きく進みつつあるデジタルトランスフォーメーション(DX)もその1つの流れではないでしょうか。

あらゆるビジネスにテクノロジーが結びつき、一方ではコロナ禍などで大きく変化し、不安定な世界。そこで私たちはどういった情報をお届けするべきなのでしょうか。世界の変化に合わせて私たちメディア自身もその形を変えていかないといけないと考えています。

ですが、1つだけはブレずに大事にしようと決めていることがあります。それは「挑戦者」について伝えていくということです。たとえまだ道半ばであっても、新しいチャレンジをしている人たち。スタートアップの起業家や既存業界の変革者たち。彼らのファクト、そして熱量までも伝えられるメディアでありたいと思っています。そんな挑戦者の姿からは、「今何が起こっているか」というニュースの先、「次に何が起こるのか。そのとき私たちはどうすべきなのか」という、ビジネスマン、学生、あらゆる人たちの課題を解決するためのヒントが学べるのではないでしょうか。

みんなで考える、みんなで作る

新聞やビジネス誌の多くは、編集部に記者を抱えてコンテンツを内製しています。私たちは、その作り方についても1つチャレンジをしていこうと考えています。すでにDIAMOND SIGNALでは、社内の記者とフリーランスの混成チームで編集部の体制を作っていますが、今まさに、これを読んでくれている皆さんにも力を貸して欲しいと思っています。

私たちは新たな産業を生み出す挑戦者を、ビジネスのメインストリームに繋ぐことをミッションの1つだと考えています。

ですが、私たちだけでは伝えきれないことも数多くあります。新しい産業に関わる人たちは皆さんが何かしらのスペシャリストではないでしょうか。そんな皆さんの知見や問題意識を、DIAMOND SIGNALを通じてお届けして、読者の皆さんと一緒にコンテンツを作り、課題について考えていきたいと思っています。コラムニストとしての寄稿やオウンドメディアの転載、独自に取材活動をして頂けるのであれば、そのサポートも準備しています。

またDIAMOND SIGNALは、挑戦する人たちの小さな声もしっかり取り上げられるメディアでありたいと思っています。業界や自社内のトラブルや問題提起、相談なども、情報提供者をお守りするかたちで取材していきたいと思っています。何かしらのかたちで一緒にメディアを作って頂ける皆さんは、こちらの問合せページから、ご連絡をお願いします。

読者が次の一歩を踏み出す「シグナル」になる

最後に、媒体名についてだけお伝えさせて下さい。僕たちが媒体の名前に付けた「SIGNAL」という言葉には、信号や合図、兆候といった意味があります。私たちが生きる上で、テクノロジーが密接に結びついた世界。その世界のビジネス情報を伝える——私たちがお届けするコンテンツの1つ1つが、読者の皆さんが踏み出す「シグナル」になれば幸いです。これからどうぞよろしくお願いいたします。