BluAgeのメンバーら。右から2人目が代表取締役の佐々木拓輝氏
BluAgeのメンバーら。右から2人目が代表取締役の佐々木拓輝氏 すべての画像提供:BluAge

PCからスマホブラウザ、そしてスマホアプリへーー。デバイスシフトを含むデジタル化の加速によって、オンライン上での情報収集や購買行動の形も日に日にアップデートされている。

引っ越しに伴う「部屋探し」も例外ではない。十数年前であれば「SUUMO」や「LIFULL HOMES」といったポータルサイトを使って、PCから物件情報を閲覧するのが主流だった。そこにスマホが登場し、空いた時間を使ってより簡単に部屋を探せるように変わった。近年はアプリ化が進みサービスの使い勝手も向上してきている。

そんな「部屋探しのトレンドの変化」に着目して事業を立ち上げたのが2018年設立のBluAge(ブルーエイジ)だ。

同社が2019年6月にローンチした部屋探しアプリ「カナリー」は約1年で16万件以上のダウンロード、2万件以上の内見依頼を獲得。まだ規模は小さいながら、月あたり約2万件のペースで新規ダウンロード件数も拡大している。

BluAgeが目指しているのは、カナリーを軸とした不動産仲介のDX(デジタルトランスフォーメーション)だ。