自分に必要な野菜とフルーツが毎月届く、定額制「パーソナルスムージー」開発の裏側
定額制のパーソナルスムージー「GREEN SPOON」すべての画像提供:Greenspoon

 

1日当たり350g以上──この数字は厚生労働省が推進する、21世紀における第二次国民健康づくり運動「健康日本21(第二次)」で推奨されている、成人の野菜摂取量の目標値だ。1日に5皿(おかず1皿=70g)の野菜料理を食べれば目標値はクリアできるが、現状ほとんどの人が目標値をクリアできず、“野菜不足”の状態に陥っている。

実際、厚生労働省が発表している「国民健康・栄養調査(平成30年)」の結果によれば、野菜摂取量の平均値は281.4g。また、年齢別に見ると20~30歳代の数値が著しく低く、男性の摂取量は約260g、女性の摂取量は約240gと目標値を大きく下回っている。

そうした中、自宅で手軽に野菜やフルーツを摂取できる手段として、20代後半~30代の女性を中心に人気を博しているサービスがある。それが定額制のパーソナルスムージー「GREEN SPOON(グリーンスプーン)」だ。

GREEN SPOONは、5つのカラダの悩みと5つの生活習慣を答えるパーソナルテストによって、一人ひとりの身体や生活習慣に必要な栄養素を特定。それをもとに60種類以上の野菜やフルーツ・スーパーフードから配合した、全25種類のレシピの中からユーザーごとに最適なスムージーを毎月、自宅に届けるサービス。カットされた野菜やフルーツが冷凍された状態で届くので、水か牛乳を入れてミキサーで混ぜるだけでスムージーが完成する。