5.4インチのSuper Retina XDRディスプレイを搭載する「iPhone 12 mini」。コンパクトスマホの人気が高い日本でよく売れそうな注目機だ 画像提供:アップル
5.4インチのSuper Retina XDRディスプレイを搭載する「iPhone 12 mini」。コンパクトスマホの人気が高い日本でよく売れそうな注目機だ 画像提供:アップル

アップルは11月13日、有機ELの5.4インチSuper Retina XDRディスプレイを搭載する「iPhone 12 mini」の販売を開始する。iPhone 12 miniは“世界最小の5Gスマホ”であり、コンパクトスマホを好む日本のユーザーの手にも気持ちよくフィットしてくれそうだ。

コンパクトサイズの心地よさ。片手操作で画面の隅にまで指が届く

今年発売されるiPhone 12シリーズの4機種は、いずれも日本国内では4G LTEネットワークとの高い互換性を特徴とするSub-6(6GHz未満)の周波数帯による5G通信に対応する。

JR新宿駅南口改札前でauの5Gネットワークにつながった
JR新宿駅南口改札前でauの5Gネットワークにつながった

まだ国内で5Gが使えるエリアはさほど広くはないが、5Gで接続できる場所では動画の視聴や容量の大きなファイルのダウンロードなどが快適に行える。

国内では大手通信キャリアのNTTドコモ、au、ソフトバンクが2021年以降も5Gのエリアを積極的に拡大してくれることを期待したい。

スピードを計測してみたところ、ダウンロードは80Mpbs前後、アップロードは30Mbps前後の速度が出ていた
スピードを計測してみたところ、ダウンロードは80Mpbs前後、アップロードは30Mbps前後の速度が出ていた

iPhone 12 miniは“本体のサイズがミニ”なのであって、その実態は6.1インチのiPhone 12と同じ最新「A14 Bionicチップ」を搭載したほか、通信やカメラ機能も肩を並べるハイスペックなiPhoneだ。