動画アップロードに対応した日本語に特化したAI文字起こしサービス「Rimo Voice」
動画アップロードに対応した日本語に特化したAI文字起こしサービス「Rimo Voice」

2020年9月のリリースから約2カ月──すでにユーザー数は5000人を突破するなど、日本語に特化したAI文字起こしサービス「Rimo Voice(リモボイス)」が順調に成長している。同サービスを手がけるRimo合同会社は11月24日、新たにアップロードした動画の自動文字起こしに対応したことを発表した。

アップロードした動画と文字起こしのデータは再生時間もデータとして保有した上でひもづいているため、字幕として表示することが可能。動画アップロードに対応したことで会議などの議事録だけではなく、資料がメインで表示され情報や知識のインプットが主な目的として実施される社内研修や勉強会、全社会などのコンテンツが共有しやすくなる。

音声データを文字起こしする場合の価格は30秒20円(税別)だが、動画のアップロードから文字起こしする場合の価格は30秒30円(税別)となっている。

動画のアップロードに対応したことで、200MB以上の容量が大きいデータもアップできるようになったほか、再生箇所の前後の文章がハイライトされることで倍速(最速3倍で再生可能)で動画を視聴できるという。

また、Rimo Voiceは文字起こしデータの編集機能も強化。各文章に改行および手動で話者が追加できるようになっている。

動画のアップロードに対応し、文字起こしデータの編集機能を強化したことで会議な
どの会話内容だけではなく、研修や勉強会、全社会などの内容も簡単に文字起こしでき、社内全体への共有もしやすくなった。

Rimo合同会社の代表社員兼エンジニアの相川直視氏は今後について、「リモートワークはメンバーと対面しないことで、通常より不信感や不安感を助長する側面があると言われています。そうした中、Rimoはサービスの開発・改善によってリモートワークでもメンバーの仕事の効率やパフォーマンスが上がる仕組みづくりのサポートしていけたら、と考えています」と語った。