ノンピが展開する「nonpi foodbox」はオンライン飲み会に参加する社員の自宅に食事とドリンクの入った専用のフードボックスが届く。2020年8月のリリースから約4ケ月で1000社以上に活用された
ノンピが展開する「nonpi foodbox」はオンライン飲み会に参加する社員の自宅に食事とドリンクの入った専用のフードボックスが届く。2020年8月のリリースから約4カ月で1000社以上に活用された すべての画像提供 : ノンピ

コロナ禍で広がった“オンライン飲み会”の体験を向上させるためのサービスとして、オンライン飲み会専用のフードボックス「nonpi foodbox(ノンピフードボックス)」が急速に利用企業を増やしている。

nonpi foodboxは飲み会に参加する社員の自宅(もしくは希望する住所)に、オンライン飲み会用に設計された食事とドリンクの入ったボックスが届く法人向けのサービス。2020年8月のリリースから約4カ月で1000社以上に活用されており、忘年会シーズンの12月には現時点で800社が“オンライン忘年会”に向けて注文しているという。

ケータリング事業での知見活かした“オンライン飲み会専用”フードボックス

サービスを運営するのはフードテック企業のノンピだ。同社ではこれまで藤子・F・不二雄ミュージアム内の「ミュージアムカフェ」や埼玉スタジアム2002の「VIEW BOX」、三菱地所本社内カフェテリアの「SPARKLE」など食に関連する空間プロデュースの数々を担当。並行して約10年間にわたり法人向けのケータリングサービスも手がけてきた。

同社のウリはチーム内にGoogleの社員食堂で総料理⾧を務めていたメンバーや外資系ホテルの元シェフらが所属し、本格的なフードメニューを提供していること。ケータリングサービスは官公庁や外資系企業をはじめ、年間約1万件の提供実績がある。

nonpi foodboxはこのケータリング事業で培ったノウハウを活用して開発されたものだ。