2021年1月想定時価総額ランキング
 

国内最大級の成長産業領域向け情報プラットフォーム「STARTUP DB」。1万2000社を越える企業の情報を保有するSTARTUP DBのデータを元に、注目スタートアップの想定時価総額をランキング形式で紹介する。今回は1月の想定時価総額ランキングだ。

自動運転技術開発用プラットフォームを提供するZMPが新規ランクイン

国内スタートアップ想定時価総額ランキング最新版
 

2021年1月の想定時価総額ランキングでは、物流支援ロボット「CarriRo」や自動運転技術開発用プラットフォーム「RoboCar」シリーズなどを提供するZMPが新規ランクインを果たした。また、スマートニュースが新たに新株予約権を発行したことにより、想定時価総額を1237億円から1242億円に伸ばし、唯一のランクアップ、3位に浮上した。

ZMPは、自動運転技術やそれを応用した宅配ロボットを開発しているスタートアップ。メンバーは世界15カ国から優秀な人材が集まり活躍している。

主な事業として物流支援ロボットCarriRo、また自動運転車両プラットフォームRoboCarシリーズやステレオカメラ「RoboVision」シリーズの提供を行なっている。また、ほかにも画像認識技術の開発、建設、農業、ドローンなどの分野での事業展開も行なっている。

社名のZMPとは、ゼロモーメントポイント(Zero Moment Point)の略。動力学的な重心位置のことを意味し、二足歩行ロボットにおいて歩行を実現させる為に最も重要なポイントのことである。足裏上にZMPが来るように計算され、初めて歩行が実現するように、同社もロボット分野で最も重要な存在になることを目指し、社名とした。