Photo:SOPA Images /gettyimages
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コロナ禍による“在宅時間”の増加も相まって、需要が高まっているフードデリバリーサービス。国内でもUber Eatsや出前館、Wolt、Chompyなど複数のフードデリバリーサービスが乱立するなど、“戦国時代”の様相を呈している。

そうした中、サービスを統合する動きも出てきた。韓国発のフードデリバリーサービス「FOODNEKO(フードネコ)」を展開するダブリュービージェーは4月16日、同サービスをドイツ発のフードデリバリーサービス「foodpanda(フードパンダ)」に統合することを発表した。サービスの統合に関しては、今後数週間かけて行われる。

ダブリュービージェーによれば、これはfoodpandaの運営元であるDelivery Heroと、ダブリュービージェーの母体であるWoowa Brothersが2021年3月に締結した、アジア太平洋地域における戦略的パートナーシップに伴うものだという。

FOODNEKOのアプリ画面にはfoodpandaの配達バックを持った猫キャラ「おネギさん」がいる 
FOODNEKOのアプリ画面にはfoodpandaの配達バックを持った猫キャラ「おネギさん」がいる 

foodpandaの日本上陸は2020年9月。日本でのサービス開始から7カ月で、国内の1道2府11県、20エリアにサービスを展開し、急速に拡大を遂げている。一方、可愛らしいネコのアイコンが印象的なFOODNEKOは2020年12月に日本に上陸したが、今回の統合に伴い、サービス自体は2021年4月27日付けで終了となる。