Photo: Nuthawut Somsuk / gettyimages
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グローバルで拡大し続けるベンチャーマーケットにおいて、今やユニコーン企業(未上場で時価総額が10億ドル(約1100億円)以上の企業のこと)は珍しくない。フィンテック、フードデリバリー、コマース──さまざまな領域でベンチャー企業が急成長を遂げ、今や世界中には900社以上のユニコーン企業が存在するとも言われている。

その一方でHRテック、特に“人材採用”というカテゴリは、新しいビジネスモデルが長らく生まれてこなかった。

ここ数年、大企業やベンチャー企業など、あらゆる企業の間で人材の取り合いが激化。「なかなか採用ができない」「採用の工数管理が大変」といった大きな課題が生まれている。

米LinkedInのレポートによると、採用をリードする「リクルーター」のポジションは、ここ数年で急激に求人が増えているという。このレポートの結果からは、各企業における人材採用の需要拡大と採用に対する真剣さが垣間見える。

画像出典: LinkedIn
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その中でも、エンジニアの採用は喫緊の課題となっている。米Indeedによると、米国におけるソフトウェアエンジニアの求人数は2021年2月から73%増加したという。