STARTUP TREND 2023
年始から米国テック企業の株価が大きく下落。その後はレイオフの発表が続いた。日本でもその余波を受けて国内新興市場の株価は下落。さらに資金調達においても「冬の時代」とも称されるようになった。一方では政府が成長戦略として「スタートアップ」の文字を掲げることもなった2022年。起業家・投資家の声から激動の1年を振り返り、また2023年の展望をうらなう。
「スタートアップ育成5か年計画」、VCや投資家はどう見たか(前編)
【Eight Roads Ventures 村田氏】「壮大な飛距離」が期待できる事業へ高まる注目度、エコシステムには「地域的な多様性」を
【Tybourne Capital 持田氏】ダウンラウンドIPOが増加、上場条件などの見直しが資本市場の発展につながる
【ANRI 鮫島氏】海外投資家の興味が研究開発スタートアップにシフト、2023年は「Defense Tech」の盛り上がりにも期待
【ジェネシア・ベンチャーズ 田島氏】IPOで求められる「エコノミクスの健全性」、スタートアップ経営はより高度化
【KUSABI 渡邉氏】スタートアップの「常夏の時代の終わり」、2023年は「リスクマネーの二極化」が進むか
【くふうカンパニー、エニマリ 立石氏】2023年は「SaaSの二極化」や「スタートアップM&A」が進展か
【Yazawa Ventures 矢澤氏】2023年は引き続きWeb3.0に注目、「5か年計画」で未上場企業のファイナンスが多様性増すか
【ZVC 堀氏】2023年、NFTやメタバースなどWeb3領域はまだまだ成長、伸びしろに期待
【Partners Fund 中村氏】サステナビリティに貢献すべくスタートアップ、VC、市場で適切な対話を
【三菱UFJキャピタル 田口氏】新しいエンタメの存在感増した22年、23年は「高齢化社会への対応」「セカンダリー」に注目
【デライトV 渡辺氏】日本ではスタートアップ経済が主流化、アーリーの調達は米国比較では有利になる可能性
【StartPass 小原氏】2023年は「大企業出身者のスタートアップ創業」、「スタートアップ向けプロダクトの勃興」に注目
【mint 木暮氏】ランウェイ確保を意識する起業家が増加、今年以降はPMFが長期化する可能性も
【WiL 難波氏】「スタートアップの優勝劣敗と再編」「起業テーマの多角化と野心的探索」が進む
【ANOBAKA 萩谷氏】アジア圏の投資家マネーの流入、日本進出に向けた国内スタートアップ買収の可能性も
【グローバル・ブレイン 百合本氏】アメリカではモデルナを生み出した、「スタートアップ・クリエーション」に注目
【East Ventures 村上氏】Generative AIが勃興した2022年、OpenAIの動きが事業機会の羅針盤に
【GCP 今野氏】成長と生存の両利きの経営が重要に──調整局面と端境期に骨太スタートアップが登場する
