プロセスエコノミー

プロセスエコノミーとは、成果物や最終的なアウトプットそのものだけではなく「プロセス」、つまり何かしらを製作・実行する際の過程自体をビジネスにするという概念のことで、エンジェル投資家・アル代表取締役の古川健介氏が提唱した言葉。背景には、これまでの成果物やアウトプット自体をビジネスにする「アウトプットエコノミー」が一定の規模まで到達した結果、プロダクトの差別化のポイントとして、プロセスが相対的に重要になってきたという考えがある。ガールズグループ「NiziU」を生んだプロジェクト「Niji Project」などはその選考過程自体をコンテンツ化することでブームを巻き起こしたが、これもプロセスエコノミーの一例だと古川氏は説明している。
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