「Bored Apes Yacht Club」のイメージ
「Bored Ape Yacht Club」のイメージ Yuga Labsのサイトのスクリーンショット

人気NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(以下、Bored Apes)」などを展開するYuga Labsによる4億5000万ドル(約548億円)の大規模な資金調達を筆頭に、海外のテクノロジー業界では先週(3月20日から3月26日)も、さまざまなビッグニュースが飛び交った。

「海外テックニュース-Trend Now」では、毎週、特に注目すべきニュースを編集部が独自にピックアップし、お伝えする。今回は、​​世界最大規模のブロックチェーンゲームギルド「Yield Guild Games(以下、YGG)」の日本参入や、Y Combinaterの元プレジデント、サム・アルトマン氏の暗号資産スタートアップ・Worldcoinによる約110億円の資金調達を紹介する。

「Bored Apes」のYuga Labsが約548億円の資金調達、評価額は約4874億円に

猿をモチーフにしたNFTコレクションのBored Apesなどを展開するYuga Labsは3月22日、シードラウンドで4億5000万ドル(約548億円)を調達し、同社の評価額が40億ドル(約4874億円)規模となったことを明かした。

今回のラウンドをリードしたのはAndreessen Horowitzで、ブロックチェーンゲーム「The Sandbox」を運営するAnimoca Brands、投資銀行のLionTreeや、Sound Ventures、Thrive Capitalといったベンチャーキャピタル(VC)、暗号通貨取引所のFTXやMoonPayなども参加した。

Yuga Labsは2022年2月にLarva Labsから人気NFTコレクションの「CryptoPunks」と「Meebits」の知的財産権などを取得。そして3月19日にはメタバースプロジェクト「Otherside」の紹介動画をSNS上で公開した。