Photo: Andrew TB Tan
Photo: Andrew TB Tan

1月25日、スタートアップ情報プラットフォームの「INITIAL」が、2022年の国内スタートアップの資金調達動向をまとめた『Japan Startup Finance 2022』の速報を発表した。2022年通期での国内スタートアップの資金調達額は8774億円と、2021年の8508億円を上回り、過去最高を記録したという。2023年は果たして、その勢いが続くのか。

今回の「スタートアップ最新動向-Weekly SIGNAL」では、中東進出でグローバル展開を加速するテラドローンや法人向けサービスが好調のビビッドガーデンなど、今週(1/21〜1/27)発表されたスタートアップの資金調達から注目すべきものをピックアップしてお届けする。

今週のスタートアップニュース

ゼノデータ・ラボ、総額約3億円の資金調達を実施

AI技術で企業の業績や業界動向を予測するツール「xenoBrain」を開発するゼノデータ・ラボは1月24日、野村ホールディングス、その他既存投資家から、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表した。

SUSHI TOP MARKETING、総額1億円の資金調達を実施

企業によるNFTを活用したマーケティングを支援するSUSHI TOP MARKETINGは1月24日、Spiral Capitalをリード投資家として、電通グループ、MIRAISEを引受先とする第三者割当増資により、総額1億円の資金調達を実施したことを発表した。

X Mile、総額8.8億円の資金調達を実施

運送業界向けの業務支援SaaS「ロジポケ」を提供するX Mileは1月25日、東京大学エッジキャピタルパートナーズをリード投資家として、VCや個人投資家を引受先とした第三者割当増資およびみずほ銀行、りそな銀行、日本政策金融公庫、その他金融機関からのデットファイナンスにより、総額8.8億円の資金調達を実施したことを発表した。