「思い出の共有」で共鳴──コロナ禍でも成長、みてねとラブグラフが提携した狙い
ラブグラフ代表取締役CEOの駒下純兵氏(左) ミクシィ取締役会長兼みてねプロデューサーの笠原健治氏(右) すべての画像提供:ラブグラフ

ニューボーンフォト(新生児写真)や誕生日、七五三、お宮参り──子どもの成長を感じられる“特別な日”に記念の写真を撮ってもらい、思い出として残したい。

そんなニーズを汲み取り、成長を続けるサービスがある。ミクシィの写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね(以下、みてね)」。そして、スタートアップのラブグラフが展開する出張フォト撮影サービス「Lovegraph(以下、ラブグラフ)」だ。

今年は新型コロナの影響でフォトスタジオでの撮影に不安が残る中、両社は先月から家族のおでかけや記念日などにプロのカメラマンが同行し写真撮影をする出張撮影サービス「みてね出張撮影」の提供を開始した。

みてねを運営するミクシィと、ラブグラフを運営するラブグラフは2020年5月に資本業務提携を締結している。今回のみてね出張撮影は両社が連携したことで実現したサービス。

「思い出の共有」で共鳴──コロナ禍でも成長、みてねとラブグラフが提携した狙い
 

希望の日時や場所・シチュエーションに、全国各地のラブグラフ所属プロカメラマンが同行し、写真を撮影。予約はみてねのアプリ内からできるほか、撮影データはアプリ内に納品される(共有する写真は選択可能)ため、家族にワンタップで共有や自身でフォトアルバムの作成、年賀状として印刷でき、スマートフォンなどにも写真を保存することも可能。基本料金は2万3800円(税別)で、撮影後は75枚以上の写真データが納品される。