自宅の浴室を“疲れを癒すスパ空間”へ——デジタルから独自の入浴体験を目指す「Onsen*」
「薬用入浴剤 デイリーミネラル」と、連動する専用の入浴アプリ すべての提供画像:Onsen*

新型コロナウイルスの影響でリモートワークが当たり前になった。オンとオフの境目がなくなり、パソコンと向き合う時間が増えたことで「精神的に少し疲れた」と感じている人も増えているのではないだろうか。

そんな人たちに対して新しいリラックス体験を提供すべく、新たに毎日の入浴をテーマにしたサービスブランド「Onsen*(オンセン)」を立ち上げた。これは専用の入浴アプリと別府温泉発のミネラル入浴剤を組み合わせることで、自宅の浴室を「疲れを癒すスパ空間」へと変える製品だ。

応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」限定で、体験の軸となる「薬用入浴剤  デイリーミネラル」の先行販売を行ったところ、好評の内に終了した。この秋には、本製品の一般発売も予定されている。

Onsen*がブランドとして掲げるテーマは「自分と向き合う」こと。今後のサービス拡大を前に、テーマに込められた想いや背景、そして入浴時間の価値を高めるプロダクトを開発することにした理由を紹介していく。

いま必要なのは「自分と向き合う」時間

Onsen*は、UI/UXデザインカンパニーのアジケの新規事業としてスタートさせた入浴ヘルスケアブランドだ。テーマは「自分と向き合う時間をつくる」こと。昨今、多種多様な動画コンテンツやSNSの登場により、私たちは絶えず情報の波に飲まれている。新型コロナウイルスによる生活様式の変化や、5G(第5世代移動通信システム)などの台頭により、この流れはさらに加速していくことが予想される。