Poppy AI共同創業者の哘崎悟氏と山崎大志氏
左からPoppy AI共同創業者の哘崎悟氏(CEO)と山崎大志氏(CTO)

日本でも名の知れた「Y Combinator」を筆頭に、アメリカではさまざまなアクセラレータープログラム(スタートアップ支援プログラム)が存在し、スタートアップエコシステムにおいても重要な役割を果たしている。

数あるプログラムの中でも、写真・動画共有アプリ「Snapchat」運営元のSnapが手掛ける「Yellow」はユニークな存在の1つだ。

今年で4年目を迎えたYellowはC向け(個人向け)のサービスを展開するスタートアップのみを対象としていて、1年に採択されるのはわずか10社だけ。採択企業はSnapから15万ドル(約1600万円)の出資を受け、2月から4月までの3カ月に渡ってプロダクトの開発を行う。

CEOのエヴァン・シュピーゲル氏が直接指揮を取る熱の入ったプログラムで、Snapの社員1人がインターンとして採択先の開発をサポート。期間中はCTOを始め、社内外のエキスパートからのメンタリングも受けられる。

そんなYellowに、今回初めて日本人起業家が立ち上げたスタートアップが選ばれた。