Photo:SiberianArt /gettyimages
Photo:SiberianArt /gettyimages

 

「戦国時代」──そう表現しても過言ではないほど、群雄割拠の様相を呈しているのが“EC化支援”の市場だ。「Shopify」や「カラーミーショップ」、「BASE」、「STORES」といったネットショップ作成サービスに加え、近年は領域特化型も台頭してきている。

例えば、農家・漁師の産直ECに特化した「食べチョク」やハンドメイド作家のための「クリーマ」、オリジナルグッズの作成に特化した「SUZURI」などがある。

プレーヤーの数が増え、競争が激しくなっている市場に最後発で参入したのが、フリマアプリ「メルカリ」で知られるメルカリグループだ。今年の7月、メルカリの子会社であるソウゾウが簡単にネットショップが開設できる「メルカリShops」をリリースした。

メルカリShopsは、スマホひとつでネットショップの作成から出品、在庫管理まで行えるサービス。メルカリがフリマアプリで培ってきたノウハウをもとに、誰でも「かんたん」に使えて、すぐに商品が「売れる」体験の提供を最大の特徴としている。